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“奇跡”?“必然”? 侍ジャパン、プロ入り時は無名だったWBC戦士6人。悲願の世界一奪還へ

2023/03/04

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湯浅京己


・投打:右投右打
・身長/体重:183cm/82kg
・生年月日:1999年7月17日
・経歴:聖光学院高 – BC・富山
・ドラフト:2018年ドラフト6位
 
 史上初となる独立リーグ出身のWBC戦士となった湯浅京己。
 
 聖光学院高では腰痛を発症し、2年秋までマネージャー業を務めた。復帰後は、内野手から投手に転向。潜在能力の高さは見せていたが、3年夏の甲子園ではメンバー外となった。
 

 
 卒業後は、ルートインBCリーグ・富山GRNサンダーバーズに入団し、高卒1年目から先発ローテーションに抜擢。防御率5.72の成績だったが、最速151キロを計測するなど、プロスカウトの目に留まり、ドラフト会議で阪神タイガースから6位指名を受けた。
 
 入団後は故障に苦しむ時期もあったが、プロ3年目に一軍デビュー。翌2022年は初の開幕一軍入りを果たすと、好投を続けて勝利の方程式の一角を担った。
 
 最終的に59試合登板で45ホールドポイント(2勝43ホールド)、防御率1.09の好成績を残し、最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得。
 
 同年の活躍が評価され、第5回WBC日本代表に選出。侍ジャパンでもブルペンを支える働きが期待されている。

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