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侍ジャパン合流はある!? WBCで途中招集したい投手6人。追加メンバー入りの可能性も

2023/02/10

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Getty Images、産経新聞社



澤村拓一


・投打:右投右打
・身長/体重:184cm/102kg
・生年月日:1988年4月3日
・経歴:佐野日大高 – 中央大
・ドラフト:2010年ドラフト1位
 
 2023年シーズンから、千葉ロッテマリーンズへ復帰することが決まった澤村拓一も、追加招集候補に挙がるだろう。
 
 2010年ドラフト1位で読売ジャイアンツに入団すると、プロ1年目から先発ローテーションに定着。29試合(200回)を投げ、11勝、防御率2.03の好成績を残し、新人王に輝いた。
 
 その後、2015年からはクローザーに転向。翌2016年には、最多セーブ(37個)を獲得した。
 

 
 ところが、故障や制球難で成績が低迷し、2020年シーズン途中にロッテへトレード移籍。新天地では本来の投球を取り戻し、セットアッパーとして君臨した。
 
 同年オフには海外フリーエージェント(FA)権を行使し、ボストン・レッドソックスに移籍した。メジャー1年目は55試合登板で5勝1敗10ホールド、防御率3.06をマーク。2022年も49試合に登板し、防御率3.73と及第点の数字を残していたが、オフに自由契約となってNPB復帰を決断した。
 
 2013年のWBC、2015年のプレミア12で日本代表経験を持つ澤村。メジャーの打者を知る投手だけに、貴重な存在になり得るだろう。

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