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悔しいドラフト指名漏れを経て…2024年、プロ注目選手5人の進路は?【大学生・投手編】

2024/02/13

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産経新聞社



冨士隼斗(平成国際大)

 
 関甲新学生野球では、最速155キロの直球を武器に活躍した本格派右腕。
 
 4年次にアピールしきれず昨秋のドラフトでは指名がなかったが、日本通運に進んでさらなるレベルアップを図る。
 

 
 大宮東時代は目立った実績がなく、当時の最速は140キロにも満たなかった。平成国際大に進学してから大きく成長し、3年秋には4勝1敗、防御率1.65、66奪三振と圧巻の成績をマーク。ベストナイン、最多勝、最多奪三振のタイトルを獲得した。
 
 また、このシーズンでは関東学園大戦で17三振を奪ってノーヒットノーランを達成する快投を披露し、その後大学日本代表候補合宿にも参加した。
 
 150キロを超える速球は魅力的で、伸び代も十分にある。社会人野球の舞台で投手としての総合力を鍛え、2年後のプロ入りを狙いたい。

 

 

 

 
【了】

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