大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



価値ある盗塁王は誰だ! ”赤星式盗塁” で見る歴代盗塁ランキングトップ10、2020年ランキングトップ5は?

2021/02/13

text By

photo

Getty Images



”赤星式盗塁”で見る現役選手の貢献度

 続いて、300盗塁まであと1個に迫っている糸井嘉男外野手(阪神タイガース)、287盗塁の西川など200盗塁以上を記録している5人の現役選手の“赤星式盗塁”を算出した。詳細は以下の通りだ。
 
糸井嘉男 127盗塁(299盗塁-86盗塁刺×2)
西川遥輝 197盗塁(287盗塁-45盗塁刺×2)
大島洋平 45盗塁(233盗塁-94盗塁刺×2)
荻野貴司 138盗塁(220盗塁-41盗塁刺×2)
金子侑司 61盗塁(209盗塁-74盗塁刺×2)
 
 数字の通り明暗の分かれる結果となった。歴代ランキングでも7位に入った西川の存在が際立っているが、糸井、荻野貴司外野手(千葉ロッテマリーンズ)も優秀な数字となった。特に荻野は2020年も19盗塁をマーク。ベテランの域に入っているが、衰え知らずの足を見せている。
 
 一方で、大島洋平外野手(中日ドラゴンズ)と西武の金子は低評価となった。特に大島はマイナス分が多く、32盗塁で盗塁王のタイトルを獲得した2012年は17盗塁刺。同年の”赤星式盗塁”の数字はマイナス2盗塁に終わった。

1 2 3 4