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高校球児が本塁タックル…、ベースコーチが入れ替わり…判定はどうなる?【意外と知らない野球ルール3問クイズ】

野球には、様々な状況を想定した「公認野球規則」がある。このルールブックによって、想定外と思われるような珍場面でも公正な判定を下すことができる。今回は「名珍場面から振り返る野球のルール」(カンゼン、2014年刊行)より、難解な野球規則を過去の事例からクイズ形式で出題する。

2018/01/02

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正解は…

A:アマチュア野球においてはラフプレーとしてアウトが宣告される。
 

 アマチュア野球でもプロ野球でも適用されるのが公認野球規則。2.44「インターフェアランス」(妨害)の(a)項には、「攻撃側の妨害――攻撃側プレーヤーがプレーしようとしている野手を妨げたり、さえぎったり、はばんだり、混乱させる行為である」と書かれている。
 
 加えて、アマチュア野球においては「アマチュア野球内規」という独自のルールが存在する。
 
 2013年2月に改正され、「危険防止ルール」が追加された。その趣旨として、「フェアプレーの精神に則り、プレーヤーの安全を確保するため、攻撃側のプレーヤーが野手の落球を誘おうとして、あるいは触塁しようとして、意図的に野手に体当たりあるいは乱暴に接触することを禁止するものである」と明記されている。
 
 具体的な内容は次の通り。
 
 「1.タッグプレーのとき、野手がボールを明らかに保持している場合、走者は(たとえ走路上であっても)野手を避ける。あるいは減速するなどして野手との接触を回避しなければならない。審判員は、(1)野手との接触が避けられた(2)走者は野手の落球を誘おうとしていた(3)野手の落球を誘うため乱暴に接触したと審判員が判断すれば、その行為は故意とみなされ、たとえ野手がその接触によって落球しても、走者にはアウトが宣告される」
 
 2013年3月30日に行われたセンバツ高校野球3回戦、県岐阜商対大阪桐蔭の9回裏に起きた走塁が内規に抵触するプレーだった。二塁走者が完全にアウトのタイミングにかかわらず、捕手に体当たりしてしまった。故意ではないとしても、アマチュア内規が適用されアウトが宣告された。

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