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グラブ投げつけ、インフィールドフライを落球…判定はどうなる?【意外と知らない野球ルール3問クイズ】

 野球には、様々な状況を想定した「公認野球規則」がある。このルールブックによって、想定外と思われるような珍場面でも公正な判定を下すことができる。今回は「名珍場面から振り返る野球のルール」(カンゼン、2014年刊行)より、難解な野球規則を過去の事例からクイズ形式で出題する。(2017年12月28日配信分、再掲載)

2020/03/31

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Q2:インフィールドフライを落として…

Q2:1アウト満塁で捕手がインフィールドフライを落としたあと、三塁走者より早く本塁を踏み一塁へ送球。これで、併殺成立となる?
 
 同点で迎えた9回裏1アウト満塁。 ホームベース付近のフライに対して、球審がインフィールドフライを宣告した。しかし、捕手が捕れずポトリ。捕手はボールを拾うと、本塁を踏みフォースアウト、打者をアウトにするため一塁へ送球。併殺成立となるのか?
 
A:インフィールドフライ宣告の瞬間、打者はアウト。本塁はフォースプレーではなく、タッグプレーとなるため、併殺にはならない。
B:フライを落としたため、打者はアウトにはならず生きる。本塁はフォースプレーのため、併殺成立。
C:インフィールドプライ宣告の瞬間、三塁走者がアウトになるため、本来は本塁を踏む必要はない。

【次ページ】正解は…
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