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衝撃の“出戻り”に…プロ野球、古巣球団へ復帰した大物6人。チームへの再加入を果たした選手たち

2024/02/09

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産経新聞社



阪神時代の新井貴浩(左)と巨人時代の谷佳知

プロ野球 最新情報(最新ニュース)

 プロ野球界では、球団一筋を貫く選手がいる一方で、1球団のみで現役を全うすることは、そう簡単ではないといえる。一流選手の中には、所属球団を一度離れたのち、かつていたチームに「出戻り」した例も存在する。そこで今回は、古巣球団への出戻りを経験した大物をピックアップする。

 

 

小久保裕紀

ソフトバンク・小久保裕紀
・投打:右投右打
・身長/体重:182cm/87kg
・生年月日:1971年10月8日
・経歴:星林高 – 青山学院大
・ドラフト:1993年ドラフト2位

 
 誰もが予想しない形で、福岡ダイエーホークス(現:ソフトバンク)から離れることになった小久保裕紀。ただ、最終的には古巣に出戻りすることとなった。
 
 青山学院大では4年時に主将を務め、チームを大学日本一に導いた小久保。大学生ながら日本代表でのプレーも経験し、逆指名でダイエーに入団した。
 

 
 プロ2年目には本塁打王のタイトル(28本)を獲得すると、球界屈指のスラッガーとしてアーチを量産。チームに欠かせない戦力だったが、2003年オフに無償トレードで読売ジャイアンツへ移籍となる。
 
 巨人でも結果を残したのち、2006年オフにFA権を行使し、ソフトバンクに復帰した。復帰初年度の2007年からチームトップの25本塁打を記録、2011年には日本シリーズMVPに輝くなど、主軸打者の1人として打線を牽引した。
 
 また、成績面だけでなく、チームリーダーの役割も担った小久保。名球会入りの条件となる通算2000安打を達成した2012年限りで、現役生活にピリオドを打った。

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