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まさかの非情宣告…たった3年で戦力外通告を受けたドラフト1位選手6人。苦しんだ有望株たち

2023/12/20

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産経新聞社



竹下真吾(左)と野村亮介

プロ野球 最新情報(最新ニュース)

 プロ野球の世界で長く活躍できるのは、ほんの一握りの選手だけである。たとえ将来有望とされるドラフト1位指名の選手でも、活躍が難しいと判断されてしまえば、若くして戦力外通告を受けるものだ。今回は、わずか3年間で戦力外通告を言い渡されたドラ1選手を取り上げる。

 

 

近藤弘樹

ヤクルト・近藤弘樹
出身:広島県
投打:右投右打
身長/体重:186cm/103kg
生年月日:1995年6月27日
ドラフト:2017年ドラフト1位
 
 東京ヤクルトスワローズに移籍してブレイクした近藤弘樹。ただ、来年は支配下復帰に向けて、正念場のシーズンを迎えることになる。
 
 岡山商科大学では、1年春からリーグ戦で登板。最高殊勲選手賞に輝く活躍もあり、ドラフト会議では東北楽天ゴールデンイーグルスから1位指名を受けた。
 

 
 本格派右腕として大きな期待がかけられていたが、プロ入り後3年間で勝ち星を挙げられず。2020年に戦力外通告を受けた。
 
 その後、ヤクルトに育成契約で入団すると、開幕前に支配下契約を勝ち取った近藤。2021年はリリーフで22試合に登板し、防御率0.96と抜群の成績を収めた。
 
 ついに覚醒かと思われたが、肉離れを発症して1軍から離れることに。再び育成契約となると、2023年も支配下復帰とはならなかった。復活を期す来シーズンこそ、神宮のマウンドに舞い戻りたい。

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