大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » プロ野球最新情報 » どん底からの“返り咲き”…戦力外通告から這い上がった現役5人。構想外→他球団で活躍の選手たち

どん底からの“返り咲き”…戦力外通告から這い上がった現役5人。構想外→他球団で活躍の選手たち

2023/11/24

text By

photo

産経新聞社



ロッテ・茶谷健太(左)と阪神・加治屋蓮

プロ野球 最新情報(最新ニュース)

 オフシーズンに突入した2023年のプロ野球。今年もドラフト会議を経て新たなプロ野球選手が誕生した一方で、戦力外通告を突きつけられた選手もいる。しかし、どん底から他球団移籍を掴み、一軍戦力へと這い上がった選手も存在。ここでは、戦力構想外からの復活劇を見せた現役選手を紹介する。

 

 

加治屋蓮(阪神タイガース)

阪神・加治屋蓮
・投打:右投右打
・身長/体重:185㎝/91㎏
・生年月日:1991年11月25日
・経歴:宮崎・福島高 – JR九州
・ドラフト:2013年ドラフト1位
 
 いまや阪神タイガースのブルペンを支える存在となっている加治屋蓮も、戦力外通告から復活を遂げた選手の1人だ。
 
 JR九州から2013年ドラフト1位で福岡ソフトバンクホークスに入団。プロ入り後は故障もあって苦しんだが、プロ5年目の2018年に一軍へ定着した。
 

 
 同年はリーグトップの72試合に登板し、4勝3敗、31ホールド、防御率3.38の好成績を残した。
 
 しかし、翌年以降は登板数が激減。不本意なシーズンが続き、2020年オフに戦力外通告を受けた。その後、阪神タイガースが獲得に乗り出し移籍が決まった。
 
 移籍初年度は7試合の登板にとどまったが、翌2022年は39試合登板で7ホールド、防御率2.43と復活を印象付ける成績をマーク。
 
 さらに今季は51試合に登板し、17ホールドポイント(1勝16ホールド)、防御率2.56と安定した投球を披露。日本シリーズでもマウンドに上がり、チームの日本一に貢献した。

1 2 3 4 5