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球団側に“怒り”も…プロ野球、契約更改を保留した6人。球団との”銭闘“を経験した選手たち

2023/11/13

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産経新聞社



福留孝介(左)と杉内俊哉

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 全日程を終了した2023年のプロ野球。オフシーズンに突入し、すでに各球団で契約更改がスタートしている。近年の契約更改では大きな問題もほとんどなくなったが、かつては球団側の提示額に納得できず、記者会見で怒りを露わにする選手も珍しくなかった。ここでは、契約更改で不満を見せた歴代選手を紹介したい。

 

 

福留孝介

中日・福留孝介
出身:鹿児島県
投打:右投左打
身長/体重:182cm/90kg
生年月日:1977年4月26日
ドラフト:1998年ドラフト1位
 
 日米で実績を残した福留孝介は、契約更改後の会見で怒りを前面に出したことが話題になった。
 
 PL学園時代に高校生離れした打撃を披露し、近鉄バファローズからドラフト1位指名を受けるも入団拒否。日本生命を経て中日ドラゴンズに入団すると、入団4年目となる2002年に打率.343で首位打者を獲得。
 

 
 その後も中日の主軸打者として活躍を続け、リーグ優勝を果たした2006年は打率.351・31本塁打・104打点と圧巻の数字を残した。
 
 シーズンMVPを獲得したこともあり、大幅昇給が見込まれていたが、球団からの提示額には納得いかず保留。「誠意は言葉ではなく金額」という言葉を残したほどだ。
 
 なお、最終的には最初の提示額からは微増で決着している。

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