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夏の甲子園で“頂点”に! “聖地”で優勝を飾った現役野手5人。全国制覇に導いた打者たち

2023/08/18

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産経新聞社



左から)野村佑希、森友哉、井上広大

夏の甲子園 高校野球 最新情報(最新ニュース)

 第105回全国高等学校野球選手権大会が8月6日から阪神甲子園球場で開幕。今年も夏の王者をかけて、熱い戦いが繰り広げられている。全国制覇を成し遂げた高校からプロ野球選手が輩出されることも多く、その活躍で評価を上げ打者たちもいる。そこで今回は、夏の甲子園優勝を経験した現役野手5人を紹介する。

 

 

森友哉

森友哉(大阪桐蔭)
出身校:大阪桐蔭(大阪)
投打:右投左打
身長/体重:170cm/85kg
生年月日:1995年8月8日
ドラフト:2013年ドラフト1位
 
 大阪桐蔭出身の選手の中でも、甲子園で目覚ましい活躍を見せたのが森友哉だ。
 
 全国屈指の強豪校において、森は1年秋に正捕手の座を獲得。藤浪晋太郎(現:オリオールズ)とともに黄金バッテリーを形成し、2年春の選抜甲子園を制覇。春夏連覇を目指して2012年の夏も甲子園に出場した。
 

 
 天理(奈良)や明徳義塾(高知)といった名門校を下し、光星学院(青森)との決勝戦も3-0で勝利。史上7校目となる春夏連覇を達成した。
 
 翌年の夏も甲子園に帰ってきたが、明徳義塾に前年のリベンジを許して3回戦敗退。敗れた直後の森は涙を抑えることができなかった。
 
 それでも、甲子園で放った5本塁打を含めて高校通算41本塁打という成績が評価され、埼玉西武ライオンズからドラフト1位指名を受けた。
 
 西武でも瞬く間に正捕手となり、2018・2019年のリーグ優勝に大きく貢献した。特に2019年は打率.329・23本塁打をマークし、首位打者とMVPを獲得。オリックス・バファローズに移籍した今季は、けがによる離脱こそあったが、主軸として変わらぬ存在感を放っている。

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