大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



阪神の“救世主”となれるか…近本光司の代役候補5人。「1番・中堅」の穴を埋めるのは?

2023/07/20

text By

photo

産経新聞社



井坪陽生

阪神・井坪陽生
・投打:右投右打
・身長/体重:177cm/86kg
・生年月日:2005年3月17日
・経歴:関東第一高
・ドラフト:2022年ドラフト3位
 
 二軍では、高卒新人ながら好成績を残している井坪陽生。状況によっては、今季中の一軍昇格も考え得る存在だ。
 
 関東第一高時代は甲子園への出場こそなかったが、高校通算32本塁打を放つなど、走攻守三拍子揃った外野手と高い評価を受けた井坪。2022年ドラフト3位で阪神タイガースに入団した。
 

 
 高卒1年目は二軍スタートとなったが、一時はウエスタン・リーグで打率トップに立つなど、開幕からルーキーらしからぬ打撃を披露。
 
 その後も、コンスタントに安打を積み重ね、ここまで打率.291、3本塁打、29打点の好成績をマークしている。
 
 好調な打撃を見せる一方で、堅実な外野守備も披露。守備範囲の広いセンターを無難にこなし、二軍ではここまで失策0としている。
 
 ファームでは攻守に安定した活躍を見せている井坪。高卒新人にチャンスが巡ってくる可能性も十分にありそうだ。

 

 
【了】

1 2 3 4 5