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スター街道から一転…苦しい立場の元レギュラー6人。チームの中心選手として期待されたが…

2023/05/29

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産経新聞社



西浦直亨


出身:奈良県
投打:右投右打
身長/体重:178cm/75kg
生年月日:1991年4月11日
ドラフト:2013年ドラフト2位
 
 勝負強い打撃で印象的な活躍を見せる西浦直亨。一時期はレギュラーを掴みかけたこともあったが、絶対的な存在にはなれず苦しんでいる。
 
 法政大時代にベストナインを獲得するなど注目を集め、2013年のドラフトでヤクルトから2位指名を受け入団。2014年の開幕戦初打席でいきなり3ラン本塁打を記録。新人選手の開幕戦初打席初球本塁打はプロ野球史上初と、最高のスタートを切った。
 

 
 一方で、以降は結果を残せず、2015年には大引啓次のFA加入などもあり出場機会が減少。レギュラー定着には至らないシーズンが続いた。
 
 その後、プロ5年目の2018年に正遊撃手の座を奪取。138試合に出場し、打率.242・10本塁打をマーク。短縮シーズンとなった2020年にも2桁本塁打を放つなど主力としてシーズンを過ごした。
 
 2021年は開幕スタメン入りを果たすも、調子が上がらず2軍調整に。それでもシーズン後半の再昇格後には貴重な本塁打を放つなどリーグ優勝に貢献した。
 
 2022年には長岡秀樹の台頭もあり、一軍出場は自己最少の6試合にとどまり、今シーズンもファーム暮らしが続いていたが、5月26日に満を持して1軍昇格。いきなり適時打を放つなど、打線の起爆剤として期待を受けている。

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