大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



スター街道から一転…苦しい立場の元レギュラー6人。チームの中心選手として期待されたが…

2023/05/29

text By

photo

産経新聞社



北條史也


出身:大阪府
投打:右投右打
身長/体重:177cm/80kg
生年月日:1994年7月29日
ドラフト:2012年ドラフト2位
 
 北條史也は、ショートのレギュラーを掴みかけた時期もありながら、ここ数年思うような結果を出せていない状況だ。
 
 光星学院高で1年春からベンチ入りを果たし、2年時からはチームの主軸として君臨。明治神宮大会での逆転サヨナラ満塁ホームランや、春の選抜甲子園で打率.450を記録するなど一時代を築いた。
 

 
 阪神入団から4年が経過した2016年、鳥谷敬の不振も重なり、北條は122試合に出場。シーズンでは100安打以上を放ち、打率.273と結果を出した。
 
 しかし、翌年は1軍と2軍の往来を繰り返すことに。82試合出場にとどまり、打率.192と大きく低迷した。
 
 2018年はシーズン終盤に離脱したものの、打率.322(規定未満)と高打率を残した北條。だが、2020年を境に出場機会が減少している。
 
 今季もここまで1軍での出場はなし。中野拓夢と木浪聖也の二遊間が攻守に輝きを放ち、レギュラー奪還に向けて高いハードルとなっている。

1 2 3 4 5 6