大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



スター街道から一転…苦しい立場の元レギュラー6人。チームの中心選手として期待されたが…

2023/05/29

text By

photo

産経新聞社



松原聖弥


出身:大阪府
投打:右投左打
身長/体重:173cm/74kg
生年月日:1995年1月26日
ドラフト:2016年育成選手ドラフト5位
 
 育成から支配下契約を勝ち取り、一時は躍動を見せていた松原聖弥も、近年は寂しい成績が続いている。
 
 松原は、仙台育英高校で夏の甲子園に出場したものの、ベンチ入りは果たせなかった。明星大では1年春の開幕戦に4番で出場。2年春からは5季連続ベストナインを獲得する活躍を見せた。
 

 
 2016年育成ドラフト5位で巨人に入団した松原。ルーキーイヤーから3軍で打率・安打数ともにチームトップの成績を残し、将来の活躍を予感させる働きを見せる。
 
 翌年は2軍で大活躍し、夏場に支配下契約を勝ち取った。2021年は135試合に出場し、打率.274・12本塁打という成績でレギュラーの座を掴んだ。
 
 しかし、昨年はアダム・ウォーカーの加入などで出場機会が激減し、打撃面でも苦戦。50試合で.113という低打率に苦しんだ。
 
 まだ安打を記録していない今シーズン、松原は外野の一角に返り咲けるだろうか。

1 2 3 4 5 6