大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



今季はまさに“正念場”…阪神、勝負のシーズンを迎える投手5人。崖っぷちに立つ選手たち

2023/04/07

text By

photo

産経新聞社



渡邉雄大


・投打:左投左打
・身長/体重:185cm/88kg
・生年月日:1991年9月19日
・経歴:中越高 – 青山学院大 – BC・新潟
・ドラフト:2017年育成選手ドラフト6位
 

 昨季は左キラーとして台頭した渡邉雄大。既に31歳を迎えているだけに、1年1年が勝負となる。
 
 青山学院大卒業後は、独立リーグで4年間プレー。26歳を迎えた2017年に福岡ソフトバンクホークスから育成指名を受け、プロの世界に飛び込んだ。
 

 
 ファームで結果を残すと、2020年シーズン途中に支配下登録。同年に一軍デビューを果たし、飛躍の足掛かりを掴んだが、左肘靭帯損傷の影響で、3試合の登板となった。
 
 翌2021年に復帰したが、一軍では結果を残せず、同年オフに戦力外通告。その後、阪神タイガースが育成選手として契約を結んだ。
 
 2022年は、開幕直前に支配下登録を勝ち取って一軍メンバー入り。30歳でプロ初勝利を挙げるなど、左のワンポイントリリーフとしてブレイク。同年は32試合登板で13ホールドポイント(3勝10ホールド)防御率2.45の好成績を残した。
 
 しかし今季は、オープン戦で4試合に登板するも、防御率9.00とアピールできず、開幕二軍スタートに。再び一軍の舞台に這い上がりたい。

1 2 3 4 5