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まさかの成績不振に…複数年契約を結ぶも低迷した5人(5)大幅減俸を経験した助っ人砲

2022/11/29

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産経新聞社



プロ野球 最新情報(最新ニュース)

 プロ野球はオフシーズンに入り、移籍市場も動きを見せている。メジャー挑戦を目指していた山﨑康晃(DeNA)はチーム残留を表明。新たに6年契約の締結が報じられた。実績を残した選手は長期契約を結ぶことも多いが、期待を裏切る結果になった例も少なくない。そこで今回は、複数年契約を勝ち取ったものの、成績不振に陥った5人を紹介する。

 

 

エルネスト・メヒア


出身:ベネズエラ
投打:右投右打
身長/体重:198cm/118kg
生年月日:1985年12月2日
 
 埼玉西武ライオンズの助っ人砲として計8シーズン在籍したメヒア。2016年シーズン途中に3年契約を結んだが、翌年以降は持ち前の打棒が影を潜めた。
 
 マイナーリーグを経て2014年シーズン途中にライオンズへ入団したメヒアは、初打席初本塁打という鮮烈なデビューを飾る。三振も多い選手ではあったが、同年は途中加入ながらアーチを量産。チームメイトの中村剛也とともに本塁打王(34本)に輝いた。翌2015年は打率・本塁打の両面で数字が悪化したものの、2016年はキャリアハイの35本塁打をマーク。 シーズン中の9月というタイミングで新たに3年契約を結んだ。
 
 さらなる活躍が期待された中、2017年は夏場に不調で登録抹消。規定打席未満でシーズンを終えると、2018年も本来の輝きを取り戻すことができず、9本塁打にとどまった。 2019年は主に代打での出場。得点圏での勝負強さは光ったものの、総合的に成績は振るわず、大幅減俸での残留を決断した。

 

 
 その後、コロナ禍の影響を受けて2021年途中に退団。ファンに愛された大砲は、惜しまれる形で日本球界を去った。