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森友哉はどうなる…西武からFA移籍した打者5人(3)移籍後に2度目の全盛期到来

2022/11/07

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産経新聞社



プロ野球 最新情報(最新ニュース)

 熾烈な日本シリーズが幕を閉じ、ストーブリーグを迎えた野球界では、FA戦線の動向が注目されている。1日には、今年の目玉の一人である西武・森友哉がFA権を行使することが発表された。これまでのFA選手を振り返ると、西武から移籍した選手は数多くいる。そこで今回は、西武からFA移籍を果たした大物野手5人を紹介する。

 

 

和田一浩


出身:岐阜県
投打:右投右打
身長/体重:182cm/90kg
生年月日:1972年6月19日
経歴:県立岐阜商-東北福祉大-神戸製鋼
ドラフト:1996年ドラフト4位
 
 和田は神戸製鋼から1996年ドラフト4位で捕手として西武ライオンズに入団。プロ4年目の2000年は55試合に出場し規定打席未達ながら打率.306とブレークの兆しを見せると、翌01年には16本塁打を放った。
 
 2002年からはその打棒を買われ外野手一本に専念すると、打率.319、33本塁打、81打点を挙げ、チーム4年ぶりとなるリーグ優勝に大きく貢献した。2005年には打率.322、153安打を放ち自身初タイトルとなる首位打者と最多安打を獲得している。
 

 
 00年代前半の西武を主力として支えたのち、2007年オフに幼い頃より愛着のあった中日にFA移籍。在籍3年目の2010年は全試合の出場で、打率.339、37本塁打、93打点とチーム三冠に輝く活躍を見せ、チームのリーグ優勝に主力として大きく貢献。シーズンMVPにも選出される活躍を見せた。中日在籍中に通算300号、2000安打を達成したのち2015年をもって現役生活を終えた。