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まさかの大誤算…移籍後に低迷したFA戦士5人(4)わずか2年でトレード放出

2022/11/06

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産経新聞社



プロ野球 最新情報

 今オフは、フリーエージェント(FA)戦線に大きな注目が集まっている。すでに千賀滉大投手(ソフトバンク)が海外FA権、森友哉捕手(西武)が国内FA権の行使を表明した。過去を振り返ると、新天地でも結果を残した選手がいる一方で、期待に応えられなかった選手も数多くいる。ここでは、移籍後に成績が低迷したFA戦士5人を紹介する。

 

 

金村義明


投打:右投右打
身長/体重:185cm/88kg
生年月日:1963年8月27日
ドラフト:1981年ドラフト1位
 
 近鉄バファローズから初めてFA権を行使した選手が、金村義明だ。
 
 報徳学園高では、3年夏にエース兼4番打者として全国制覇を達成。高いポテンシャルを発揮した金村は、1981年ドラフト1位で近鉄に入団する。
 
 高卒5年目の1986年に、三塁のレギュラーへ定着。打率.275、自己最高の23本塁打をマーク。その後は浮き沈みもあったが、近鉄では、13シーズンで計122本塁打。パンチ力ある打撃で存在感を放ち、1995年オフにFAで中日ドラゴンズへ移籍した。

 

 
 しかし、移籍後は全く結果を残せず。わずか2シーズンの在籍で、1996年オフには西武ライオンズへトレード移籍となった。