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MLB入り熱望も…メジャー移籍が叶わなかった歴代野手5人。夢への挑戦を断念した選手たち

2022/11/02

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産経新聞社



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 今オフも去就に注目が集まる選手が多くいるが、阪神タイガース・藤浪晋太郎はメジャーリーグ挑戦を希望。球団も容認したとの報道がなされており、新たなメジャーリーガー誕生が現実味を帯びている。一方で、過去にはメジャー挑戦を熱望するも、断念した選手も存在する。そこで今回は、MLB移籍が叶わなかった選手5人を紹介する。

 

 

鳥谷敬


出身:東京都
投打:右投左打
身長/体重:180cm/79kg
生年月日:1981年6月26日
ドラフト:2003年ドラフト自由枠

 
 阪神タイガースのショートとして長きにわたって活躍し、13年連続全試合出場を達成した鳥谷敬。鳥谷もメジャーを夢見た選手の1人だった。
 
 聖望学園高校から早稲田大学に進んだ鳥谷は、1年時からセカンドのレギュラーを奪取。 監督からの期待に応えるように、大学4年間で全96試合に先発出場し、大学2年春には三冠王を獲得した。
 
 そして、2003年にタイガースへ入団した。2005年から全試合出場を継続し、2011年には打率.300、出塁率.395で最高出塁率のタイトルを戴冠。ベストナイン6回受賞と球界屈指のショートストップとなった。2014年オフにメジャー志望を球団に伝えた鳥谷は、海外FA権を行使。メジャー移籍は有力という見方もあった。
 

 
 ただ、条件面での折り合いがつかず、タイガース残留を発表。超大型5年契約を結んだ。2020年から2シーズンは千葉ロッテマリーンズに在籍したが、「阪神のショートといえば鳥谷」というイメージをプロ野球ファンに残したことは間違いない。

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