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“早熟型”の評価も…新人王に輝くも伸び悩んだ逸材5人(3)苦悩が続くスイッチヒッター

2022/10/04

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産経新聞社



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 プロ野球の世界で、新人王に輝いた選手たちは特に将来を嘱望される。昨季受賞した栗林良吏(広島)と宮城大弥(オリックス)は、今季も期待通りの活躍を見せている一方で、受賞後に成績が低迷した選手も多くいる。ここでは、新人王を獲得するも伸び悩んだ選手を5人紹介する。

 

 

田中和基


出身:福岡県
投打:右投両打
身長/体重:181cm/75kg
生年月日:1994年8月8日
経歴:西南学院高-立教大
ドラフト:2016年ドラフト3位
 
 強打のスイッチヒッターとして球団初の新人王を受賞した田中和基。しかし、田中も現状は苦しい立場に置かれている。
 
 福岡県内でも有数の進学校として知られる西南学院高から、立教大に進学。左打席に専念した2年秋からレギュラーを掴み、3年秋のリーグ戦で4本塁打を放つ活躍を見せた。4年時には両打に再挑戦し、走攻守に躍動、2016年ドラフト3位で東北楽天ゴールデンイーグルスから指名を受けた。
 
 ルーキーイヤーとなる2017年は、5月にプロ初本塁打を記録。シーズン7盗塁を決めるなど存在感を示した。翌2018年は、開幕後にノーステップ打法を取り入れ、打撃が開眼。5月下旬から「1番・中堅」として打線を牽引。打率.265、18本塁打、21盗塁をマークし、山本由伸などの候補を退け、見事に新人王を受賞した。
 

 
 不動のリードオフマンとして期待された田中だったが、2019年はけがの影響でわずか59試合出場。その後は他選手の台頭などもあり、レギュラー奪還には至っていない。ポテンシャルは高いだけに、打撃面の復活が期待されている。