未来のスターは誰？今秋ドラフトの注目選手5人（大学生・野手編）｜プロ野球ドラフト会議2022
2022/09/30
産経新聞社
久保修（大阪観光大）
俊足と強肩、強打が売りの右の外野手。全国的な知名度は高くなかったが、徐々に注目される存在となってきた。
高校は石見智翠館でプレーし、3年夏に県大会準優勝に貢献するなど活躍。同期には現・福岡ソフトバンクホークスの水谷瞬外野手がいた。
大阪観光大では1年春から試合に出場し、途中からは1番に定着。1年次は春秋ともに打率が3割に満たなかったが、2年秋に打率4割4分4厘、9盗塁と好成績をたたき出すと、以降は安定した数字を残し続けている。大学進学後は元プロ野球選手である伊勢孝夫特別アドバイザーの指導を受け、急成長。逆方向に本塁打を飛ばせる長打力も備わってきた。
ドラフトで指名されれば、大阪観光大出身者では初のプロ野球選手となる。打って走れるリードオフマンはプロの世界でも求められる存在だ。