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「陸上の走り」から得たものは…専門家が語る盗塁論(2)ロッテ・和田康士朗選手-後編

2022/07/22

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産経新聞社



100メートルのベストタイムは…

──ちなみに、陸上部時代、100メートルのベストタイムはどのぐらいだったのでしょうか。
 
和田 高校1年生のときしかやっていないですけど、入部当時が12秒8ぐらいで、1年間で11秒8まで伸びました。
 
──成長の要因はどこにありますか。
 
和田 入部したときは、フォームがめちゃくちゃだったんです。上を向いて走っていて、腕も横振り。速い選手の動画をたくさん見て、それを真似するようになったらタイムが上がっていきました。

──100メートル走に比べて、盗塁は距離が短いため、「トップスピードに乗る前に走り終わる」とも言われます。そのあたりの苦労はありませんでしたか。
 
和田 ぼくは陸上をやっているときから、前半が速くて、後半に失速して落ちていくタイプでした。だから、自分の場合は盗塁のほうが合っているのかもしれません。たぶん、三塁打の距離になると、後半に落ちてしまうと思います。(全編は書籍で
 
大利実

書籍概要

『高校野球の監督がここまで明かす! 走塁技術の極意』 
定価:1870円(本体1700円+税)
 

 

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