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「超高校級」の名の下に…今もなお現役の大阪桐蔭出身スラッガー5人。プロ野球界でも輝く選手たち

2022/07/21

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産経新聞社



プロ野球 最新情報(最新ニュース)

 現在のプロ野球には、大阪桐蔭出身の選手が多数存在する。全国でも屈指の強豪校として名を馳せる大阪桐蔭で中軸を担った選手は、プロの世界でも結果を出し続けている。今回は、大阪桐蔭出身のプロ野球選手の中でも、パワーが魅力のスラッガー5人を取り上げた。

 

 

中村剛也

出身:大阪府
投打:右投右打
身長/体重:175cm/102kg
生年月日:1983年8月15日
ドラフト:2001年ドラフト2巡目
 
 ライオンズ一筋、今もなお中軸を任されている中村剛也。片岡・栗山・中島といった主力の活躍によって優勝を果たした2008年には、自身初の本塁打王(46本)を獲得した。本塁打王6回、打点王4回という輝かしい成績は、今後も「ミスターライオンズ」として語り継がれることだろう。
 
 「家から徒歩5分で通学できる」ことを理由に大阪桐蔭に入学。入学当初はキャッチャーだったが、内野手に転向。高校通算本塁打数は83本という驚異的な数字を残し、未来のスラッガーとして注目される存在になっていた。
 
 現在もなお監督を務める西谷監督は、中村のスイングスピードの速さに驚きを隠せなかったという。また、大柄ながら守備も軽快にこなすなど、まさに野球センスの塊と言える選手だったのだろう。だが、中村が在学した3年間で大阪桐蔭が甲子園に出場することはなかった。

 高校卒業後、2001年ドラフト2位でライオンズに入団。2年目の2003年にはイースタン・リーグで本塁打を量産し、2004年には近鉄バファローズの山村宏樹からプロ初ホームランを放った。そして、現在(2022/7/17時点)の通算本塁打数は446本。なお、1962という三振数(2022/7/17時点)は歴代単独最多となっているが、三振の多さも中村が強打者であることの証と言えるはずだ。

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