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“覚醒”か、それとも“確変”か…プロ野球、大器の片鱗を示し始めた現役投手5人

2022/07/17

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産経新聞社



木澤尚文(東京ヤクルトスワローズ)

投打:右投右打
身長/体重:183センチ/85キロ
生年月日:1998年4月25日
経歴:慶応高-慶応大
ドラフト:2020年ドラフト1位
 
 ヤクルトの強力ブルペン陣の中で、新たに台頭した木澤。慶応大では剛腕エースとして腕を振り、2020年のドラフト会議で“外れ外れ1位”指名を受けヤクルト入りした。
 
 即戦力として期待されていたが、ルーキーイヤーは制球難を露呈。一軍登板なしに終わり、二軍でも防御率6点台と精彩を欠いた。

 飛躍のきっかけを掴むため、昨オフにシュートボールを習得。新たな武器を手に入れた今季は、オープン戦でアピールに成功し、中継ぎとして開幕一軍入り。ここまで29試合(40回)を投げ、8ホールドポイント(4勝4ホールド)、防御率3.15の成績。制球力も改善傾向にあり、下位跨ぎも苦にしないリリーバーとして貴重な戦力となっている。

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