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プロ野球”史上最強”世代!? 1988年生まれの投手5人。日米で活躍するスター選手たち

2022/05/12

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産経新聞社、Getty Images



大野雄大(中日ドラゴンズ)

投打:左投左打
身長/体重:183センチ/83キロ
生年月日:1988年9月26日
経歴:京都外大西高-佛教大
ドラフト:2010年ドラフト1位
 
 球界を代表する本格派左腕。京都外大西高、佛教大を経て、2010年ドラフト1位で中日に入団。3年目の13年に先発ローテーションへ定着し、10勝を挙げた。
 
 翌年からは3年連続2桁勝利を記録するなど左のエースへと成長したが、16年以降は負け越しが続き、18年には一軍未勝利に終わるなど苦しいシーズンが続いた。しかし、19年に9勝、防御率2.58の成績で初のタイトルとなる最優秀防御率を受賞し、9月14日阪神戦では、無安打無得点試合(ノーヒットノーラン)も達成するなど完全復活。120試合制となった20年は20試合(148回2/3)を投げ、11勝、148奪三振、防御率1.82、驚異の10完投6完封をマークし、2年連続の最優秀防御率、沢村賞にも輝いた。

 今季は、ここまで6試合(43回)を投げ、2勝3敗となっているが、防御率2.72、WHIP0.98とさすがの安定感を発揮。5月6日阪神戦では、9回までパーフェクトピッチングを継続。0-0のまま迎えた10回2死から安打を許し快挙は逃したが、圧巻の完封劇を見せた。

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