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プロ野球史上最高の外国人選手5人。歴代最強の“大当たり”助っ人野手は誰?

2023/02/12

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産経新聞社



プロ野球、伝説の助っ人外国人選手は?

 プロ野球史に欠かせないのが、助っ人外国人選手の存在だ。これまで数多くの選手がその実力を発揮し、球界を席巻。チームを勝利に導く活躍を見せた。今回は、2リーグ制以降に圧倒的な成績を残した助っ人外国人野手5人を紹介する。
※NPB通算成績を主な基準として選出

 

 

レロン・リー


投打:右投左打
身長/体重:183センチ/86キロ
生年月日:1948年3月4日
経歴:グラントユニオン高-カージナルス-パドレス-インディアンス-ドジャース
 
 最強の兄弟助っ人と称されるリー兄弟の兄、レロン・リー。11年に渡りロッテの中心選手としてチームを引っ張った。
 
 アメリカ合衆国出身、グラントユニオン高から、1966年MLBドラフト1巡目(全体7位)でセントルイス・カージナルスに入団。69年に同球団でメジャーデビューを果たすと、その後サンディエゴ・パドレス、クリーブランド・インディアンス(現ガーディアンズ)、ロサンゼルス・ドジャースでもプレーした。72年のパドレス時代に打率.300、12本塁打、47打点でキャリアハイ。通算成績は614試合出場で、打率.250、31本塁打、152打点をマークした。
 
 1977年にロッテ入団。パワー不足が懸念されていたが、初年度から打率.317、34本塁打、109打点を記録し、本塁打王と打点王の二冠に。いきなりリーグ最強打者へと躍り出た。フリースインガータイプで四球自体は少なかったが、長打率.612(リーグ最高)は相手投手の脅威となった。
 

 
 以降も引けを取らない活躍を見せ、80年には首位打者(打率.358)も獲得するなど10年連続打率3割超えをマークし、長きに渡りチームに貢献した。なお、4000打数以上での生涯打率.320は現時点でNPB歴代1位に君臨している。
 
 NPB通算成績は、1315試合出場、打率.320、1579安打、283本塁打、912打点、33盗塁となっている。

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