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ヤクルトの“歴代最強”キャッチャー5人。球団史を彩る正捕手の系譜は?

2023/08/28

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産経新聞社



古田敦也(ふるたあつや)

投打:右投右打
身長/体重:180センチ/80キロ
生年月日:1965年8月6日
経歴;川西明峰高-立命館大-トヨタ自動車
ドラフト:1989年ドラフト2位
 

 
○最優秀選手(MVP):2回(1993、1997年)
○首位打者:1回(1991年)
○最多安打:1回(1993年)
○ベストナイン:9回(1991-93、1995、1997、1999-2001、2004年)
○ゴールデングラブ賞:10回(1990-93、1995、1997、1999-2001、2004年)
○オールスターゲーム出場:17回(1990-2006年)
 
 言わずと知れたプロ野球史上最強捕手の一人。ドラフト指名漏れも経験し、大卒後社会人を経ているため、プロ入りは遅かった。しかし、プロに入るとその才能を遺憾なく発揮し、打っては2000安打、守ってもシーズン盗塁阻止率.644の日本記録を叩き出した。また野村克也監督肝入りの「ID野球」を体現。ほかにも、選手会会長としてプロ野球再編問題に立ち向かうなど、グラウンド内外でリーダーシップを発揮した。
 
 通算成績は、2008試合に出場し、打率.294、2097安打、217本塁打、1009打点、70盗塁、OPS.808(出塁率.367+長打率.442)となっている。

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