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京セラドーム大阪(大阪ドーム)で最も勝った投手は? 球場別通算勝利数ランキング1〜5位【プロ野球通算成績】

2022/05/09

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産経新聞社



5位:岡本晃 21勝(近鉄21勝)


 
 5位は、サイドスロー転向で2桁勝利を挙げ、先発、リリーフの両輪で活躍を見せた岡本晃。
 
 岡本は、三田学園高、関西大を経て、1995年ドラフト2位で近鉄に入団した。1年目は一軍登板なしに終わり、オフにフォーム改造に着手。スリークォーター気味のサイドスローへ転向した。
 
 これが功を奏し、翌97年に先発ローテーションへ定着すると、規定投球回にも到達。2桁10勝、防御率2.82の好成績を残した。以降も先発の一角を担ったが、負けが先行するシーズンが続き、01年シーズン途中からはリリーフへ。同年から2年連続60試合登板を記録し、02年にはセットアッパー、守護神・大塚晶文の離脱時にはクローザーも務め、18セーブ、防御率1.82と存在感を示した。

 通算成績は、271試合(698回)を投げ、39勝42敗28セーブ、414奪三振、防御率3.73。勝利数の半数以上を本拠地で記録しており、トップ5の中で最も地の利を活かしていた。

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