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青木宣親がワールドシリーズに出場。イチローら4選手の活躍は――日本人野手のメジャー挑戦を振り返る【2014年編】

2020/07/19

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川﨑宗則、田中賢介、中島裕之の2014年シーズン

 2014年は、4年ぶりに日本人野手のメジャー挑戦者がゼロとなった。
 ここでは、川﨑宗則、田中賢介、中島裕之の成績を振り返っていきたい。
 
 まずは、メジャー3年目を迎えた川﨑だ。
 
 開幕はマイナーで迎えたが、4月中旬にメジャーへ昇格。直後に降格となるが、6月中旬に再昇格を果たすと、打撃でアピールを見せた。
 
 後半戦に入ると、本職の二塁、遊撃に加え、三塁でも起用されるなど選手としての幅を広げ、シーズン終了までメジャーでプレーを続けた。
 
 最終的に82試合に出場。打率.258、1盗塁、OPS.623となり、打撃面では前年から大幅な改善を見せた。
 
 次に、メジャー2年目を迎えた田中。
 
 前年オフにテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結び、オープン戦では招待選手としてメジャーに帯同したが、開幕はマイナーで迎えた。
 
 二塁手として出場を続けたが、メジャー昇格は叶わず、シーズン半ばの7月下旬に自ら退団を申し入れ、2年間のメジャー挑戦を終えた。
 
 そして、同じくメジャー2年目を迎えた中島だ。
 
 前年同様、開幕をマイナーで迎えた。2年越しのメジャー昇格を目指すも、打撃不振に陥り、アピール不足に終わった。
 
 さらに、シーズン最終盤には左手首を骨折するアクシデントにも見舞われた中島。2年間でメジャー昇格の夢は叶わず、静かに挑戦を終えた。

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