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理由は大谷翔平の成功例だけではない? 続々“挑戦”…新たなMLBのトレンド「二刀流」

2019/01/26

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マッケイ擁するレイズをはじめタイガース、レンジャーズ、レッズも

 デトロイト・タイガースは24日(日本時間25日)、シアトル・マリナーズからウェイバーとなっていたケイレブ・コワート内野手と契約を結んだと発表した。コワートは昨季ロサンゼルス・エンゼルスに所属し、内野の全てのポジションに加えて左翼も守ったユーティリティ選手だが、タイガースはさらに踏み込んで、春季キャンプではコワートを内野手兼投手の二刀流選手として起用する計画を立てている。
 
 野球シーズンの始まりを告げる春季キャンプが近づきつつあるが、今季から二刀流に挑戦すると噂されているのはコワートだけではない。
 
 タンパベイ・レイズがシカゴ・ホワイトソックスからフリーエージェント(FA)になっているマット・デビッドソン内野手と契約し、二刀流選手として起用することを計画していると報じられたのは2週間ほど前のことだ。2017年に26本、2018年も20本の本塁打を放っているデビッドソンは投手としても昨季3イニング無失点の記録を残している。
 
 デビッドソンの契約はまだ正式発表されていないが、もし実現すればレイズは既に傘下マイナー組織で育成中のブレンダン・マッケイ内野手兼投手とタナー・ドッドソン外野手兼投手に加えて、3人目の二刀流選手を擁することになる。
 
 昨年から試合序盤を救援投手に託し、2番手に従来の先発投手が投げる「オープナー」と呼ばれる投手起用策をメジャーに持ち込んだレイズは二刀流選手育成でも斬新な戦略を実行しつつある。
 
 なおデビッドソンに興味を持つチームとしては他にサンフランシスコ・ジャイアンツとボルティモア・オリオールズが噂されている。
 
 シンシナティ・レッズに所属するマイケル・ローレンゼン投手も今季から投手兼外野手として二刀流を噂される選手の1人だ。昨季リリーフ投手として4勝2敗、防御率3.11の成績を残したローレンゼンは、打撃でも31打数9安打、4本塁打、打率.290と投打両方で能力の高さを見せている。ローレンゼンは大谷翔平投手が所属するエンゼルスの地元アナハイム市の出身で、また大学時代は投手と外野手の二刀流選手でもあった。
 
 テキサス・レンジャーズは昨年ブレット・アイブナー、アンソニー・ゴーズの2人の外野手に投手としても起用を試みている。2人ともマイナー契約の選手ではあるが、試みが成功すればレンジャーズもまた2人の二刀流選手を抱える可能性がある。

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