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田中将大、6回無失点の好投で9勝目の権利 7月15日から17回1/3連続無失点継続

2018/08/01

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初回31球要するも無失点。3回はピンチで圧巻の3者連続三振

 ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手は7月31日(日本時間8月1日)、本拠地ヤンキー・スタジアムでのボルティモア・オリオールズ戦に先発登板し、6回無失点の好投。9勝目の権利を持って交代している。
 
 前回登板の7月24日(同25日)に完封勝利を収めたタンパベイ・レイズ戦以来、中6日を置いてマウンドに登った田中。この日の相手はキャリア3勝3敗、直近の7月10日(同11日)の登板では5回途中3失点を喫したオリオールズで、リベンジを懸けた登板となる。
 
 日系4世のカイル・ヒガシオカ捕手と2度目の先発バッテリーを組んだ田中は初回、先頭のティム・ベッカム内野手に対してフルカウントから87.8マイル(約141キロ)のスプリットを投げ込んだが、変化せずセンターへ弾き返されるも中飛に打ち取る。続くジェイス・ピーターソン内野手には死球を与え、1死一塁。そして3番のアダム・ジョーンズ外野手に対する初球で暴投し、走者を二塁に進めてしまうと、このジョーズにも四球を与えて走者を溜めてしまう。
 
 しかし、ここで4番の指名打者マークトランボをフルカウントからスプリットでこの日初めての空振り三振を奪う。2アウトとなり、最後は打率1割台のクリス・デービス内野手を二ゴロに打ち取って、初回31球(ストライク16球)を要しながら無失点で切り抜けた。
 
 ヤンキースは、直後の攻撃で2死一、二塁からグレイバー・トーレス内野手が中前タイムリー安打を放って1点を先制。田中は序盤で援護点をもらう形となった。
 
 2回、初回に球数を多く放った分、少ない球数で抑えたい田中は、先頭の6番トレイ・マンシーニ外野手を3球目のスプリットで三ゴロに打ち取る。続くジョーイ・リカード外野手はカウント2-2からの5球目のスプリットで遊飛。そしてレナート・ヌニェス内野手を83.6マイル(約135キロ)のスライダーで三ゴロに仕留めて3者凡退。この回は13球で簡単にイニングを終えた。
 
 序盤を締めくくる3回、田中は先頭の9番オースティン・ウィンズ捕手に対し、甘く入った89.5マイル(約144キロ)のカットボールを捉えられ、この日初安打となるセンター左への二塁打を許す。しかし1番ベッカムを外のスライダーで空振り三振に仕留めると、続くピーターソンをスプリットで空振り三振。最後はジョーンズも93.6マイル(約151キロ)の速球で空振り三振と圧巻の3者連続三振で無失点でしのいだ。
 
 ヤンキース打線も田中の作ったリズムに乗るように、ディーディー・グレゴリアス内野手のタイムリー安打によって1点を追加。スコア2-0とリードを広げる。

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