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MLBドラフト上位選手も多数出場、大学全米一の称号を手にするのは?

2018/06/23

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米アマ野球最高峰「CWS」、トーナメントは合理的システム

 大学野球の全米一を決める大会「カレッジ・ワールド・シリーズ(CWS)」がネブラスカ州オマハで行われている。米国において、高校までは全国規模の野球大会はなく(リトルリーグの世界大会は数少ない例外)、毎年6月のCWSはアマチュア野球の最高峰とも言える大会だ。大会の全試合はスポーツ専門局「ESPN」で中継される。国民的行事とも言えるカレッジ・フットボールとは比べ物にならないが、野球ファンにとってCWSの注目度は高い。
 
 日本の高校野球の聖地が甲子園球場であるように、CWSは1950年以来ずっとオマハで行われている。一発勝負のトーナメントではなく、全米8地域の予選を勝ち抜いた8校が2つのブロックに分かれ、それぞれが「ダブル・エリミネーション」と呼ばれる、2敗した時点で敗退となる形式のトーナメントを戦う。そして、両ブロックの優勝校が3試合の決勝シリーズを行う。
 
 ダブル・エリミネーション形式のトーナメントは、米国では少年野球レベルから広く行われており、かつてワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の予選ラウンドでも採用された。見る方からすれば、「負けたら終わり」という日本の高校野球のようなドラマ性には欠けるが、勝敗に不確定要素が多い野球のようなスポーツにとっては合理的なシステムである。

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