「批判は的外れだった」佐々木朗希ら獲得も苦戦!? ドジャースでも首位独走できず「つまり野球は予測不可能だ」【海外の反応】
2025/08/13 NEW
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佐々木朗希 最新情報
ワールドシリーズ連覇を目指すロサンゼルス・ドジャースが苦しんでいる。オフシーズンには積極的な補強を行う金満球団に冷たい視線が向けられたが、実際には予想されたほど圧倒的な成績を残していない。そのため批判は間違いだったと、米メディア『アウトキック』が指摘している。
ドジャースは2023年オフ、ロサンゼルス・エンゼルスからフリーエージェント(FA)になった大谷翔平選手と10年総額7億ドル(約1034億円)の超大型契約を結び、山本由伸投手とは12年総額3億2500万ドル(約480億円)の大型契約を結んだ。そして、昨オフには佐々木朗希投手やブレイク・スネル投手など、FA市場で話題となった選手を掻き集めている。そのため、オフシーズンにはドジャースの金満球団ぶりに対し、批判が集中していた。資金力があるチームと小規模な球団との間で、格差が広がることを懸念したものだ。
しかし、選手層が一段と厚くなったのとは裏腹に、ドジャースは苦戦している。ナ・リーグ西地区で首位を維持しているものの、2位サンディエゴ・パドレスとは1ゲーム差に縮まった。怪我人が相次ぎ、複数の主力や新加入選手が実力を発揮できていないことが要因と考えられている。
それを踏まえ、同メディアは「これは珍しいことではなく、野球ではよくあることだ。だからこそ、オフシーズンに延々と続いた批判は的外れで滑稽だったと言える」と主張。続けて「こうした事態は、実はそこまで意外ではない。スネルとタイラー・グラスノーはもともと怪我が多く、リリーフ投手は元来成績の変動が激しい。佐々木も球速低下が見られ、よりレベルの高いリーグで異なるボールや異なる日程に適応するのは難しいものだ。ムーキー・ベッツも32歳となり、今季はライトからショートへ転向し、負担の大きい守備位置を務めている。結論として言えるのは、野球は予測不可能だということだ。ミルウォーキー・ブルワーズが直近30試合で25勝5敗、50試合で38勝12敗、60試合で44勝16敗という驚異的な成績を、平凡な戦力で達成するなど誰が予想できただろうか。投手の故障は計画を簡単に崩し、運や偶然が結果に大きく影響する。FA補強が上手くいくこともあれば、失敗することもある。MLBでは昔からよく言われるが、試合をやってみないとわからない。という言葉は、どうやら本当に正しかったようだ」と伝えている。
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