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「理想的なシナリオは」佐々木朗希、9月上旬復帰が目標? 米紙が予想「穴を埋める役割を担う可能性も」【海外の反応】

2025/08/07 NEW

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ドジャースの佐々木朗希

佐々木朗希 最新情報

 60日間の故障者リスト(IL)入りしているロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希投手は、早ければ9月上旬に戦列へ戻ってくるかもしれない。チームにとって最も重要なタイミングで復帰することが見込まれるが、それでもポストシーズンのロースターに残る保証はないと、米メディア『ドジャースウェイ』が報じている。

 佐々木は昨オフ、千葉ロッテマリーンズからポスティングシステムを利用してドジャースへ移籍した。これまで8試合に先発し1勝1敗、防御率4.72、24奪三振をマーク。現在は右肩のインピンジメント症候群のため離脱しているが、最近はブルペン投球をこなし、打者相手に実戦形式の登板を行える状態まで回復している。順調に復帰へ近づいており、今週末にリハビリに送られる前に、3イニングの模擬投球を行う予定だ。
 

 
 今後について、同メディアは「理想的なシナリオは、佐々木朗希が9月上旬に復帰し、レギュラーシーズンの残りでできるだけ多くの先発機会を与えられることだ。とはいえ、最近好調なエメット・シーハンとの先発枠争いもあり、もし山本由伸、スネル、タイラー・グラスノー、クレイトン・カーショウが全員健康であれば、佐々木もシーハンもポストシーズンの4人ローテに入れない可能性もある」との見解を示した。
 
 その一方で「仮に先発として起用されなくても、ポストシーズンのブルペン要員としてチームに加わるのは決して悪いことではない。先発陣の状態が上向く一方で、リリーフ陣は不調気味であり、10月に向けて佐々木がその穴を埋める役割を担う可能性もある。ポストシーズンでは、どんな小さな戦力も貴重になる」と伝えている。
 
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【了】



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