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【MLB】米国スポーツ界で相次ぐ人種差別への抗議が、MLBに広がらない背景。「野球は白人のスポーツ」

米国中で話題となっているNFLやNBA選手の人種差別への抗議に対する言動。MLBへの影響はまだないが、ボルチモア・オリオールズのアダム・ジョーンズがその理由について米メディアに語った。

2016/09/15

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アフリカ系米国人メジャーリーガーはリーグのたった8%

 1947年ジャッキー・ロビンソンは人種の壁を乗り越えて、ブルックリン・ドジャースに入団してプレーをした。だが近年メジャーリーグでは、アフリカ系米国人選手の減少が目立っている。今季メジャーリーグ30球団の開幕ロースター中アフリカ系米国人は、たったの69人に留まり、リーグ全体の8%に過ぎなかった。

“Baseball is numbers. It’s 8 percent black. I didn’t make that up, In football, basketball, the numbers are in the 60s and 70s. These aren’t made up numbers. It just is what it is. I’m part of the 8 percent.”
野球は数字である。8%がアフリカ系米国人だ。それは私が勝手に言っていることではなく、事実だ。フットボール(NFL)やバスケットボール(NBA)では、その数字が60もしくは70%になる。それらも誰かが勝手に言っている数字ではない。それが現実だ。私は8%の一部でしかない。

 NFLでは開幕ロースターのうち68%がアフリカ系米国人。さらにNBAでは、74%がアフリカ系米国人と全米紙『USA TODAY』で具体的に報道されている。

『USA TODAY』のボブ・ナイチンゲール記者はMLBではたった8%と、アフリカ系米国人の割合は少ないことを指摘した上で、アフリカ系米国人の誰かが人種の不平等や警察の暴力を抗議しても、MLBの所属チームから解雇され、すぐにメジャーリーグから追放されることには繋がらないだろうと、推測している。

 しかし野球界は保守的だ。そしてどのプロリーグよりも多い162試合、つまりファンの前で国歌斉唱を162回行う中で、そのような行動を起こせば、ファンや他のチームの選手らに嘲笑され、排斥される可能性はあるという。

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