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「日本から鳴り物入りで」佐々木朗希、過剰な期待も不振の理由? 米紙が見解「本当に肩の故障によるものか」【海外の反応】

2025/06/25 NEW

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ドジャースの佐々木朗希

佐々木朗希 最新情報

 ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希投手は、思わぬ怪我により長期離脱を強いられている。しかし、このタイミングで戦列を離れたことは、むしろ幸運だった可能性もあると、米メディア『ドジャース・ウェイ』が報じている。

 佐々木は今オフ、千葉ロッテマリーンズからポスティングシステムを利用してドジャースへ移籍した。3月19日に東京ドームで行われた開幕第2戦のシカゴ・カブス戦でメジャーデビューを果たしたが、3者連続四球による押し出しで失点するなど苦戦。その後も不安定な試合は続いたが、5月3日(日本時間4日)のアトランタ・ブレーブス戦で初勝利を飾っている。だが、調子を上げつつあった矢先に右肩のインピンジメント症候群のため故障者リスト(IL)入りした。
 

 
 佐々木の離脱は、本人にとってもドジャースにとっても大きな痛手だ。大抵の見方はそうだが、同メディアは「今回の負傷とリハビリ期間は、佐々木にとって恵みとなる可能性がある。23歳の彼は、NPBからの移籍時に大きな注目を集めて米国に渡ったものの、実際のところは苦戦続きだった。制球難や自信喪失への懸念から、マイナー降格を検討すべきだという声もあった一方で、むしろ降格は自尊心を傷つけるのでは?と懸念する意見もあった。今回のリハビリ登板では、降格なしにマイナーの打者相手に実戦登板できるチャンスが与えられる。そのため、精神的にリセットするには絶好の機会となりそうだ。そもそも、彼の不振の原因が本当に肩の故障によるものだったのか。それとも日本から鳴り物入りでやって来たことによる過剰な期待に押し潰されていたのか。その点は依然としてはっきりしていない」とし、心身共にリフレッシュする機会になったとの見解を示している。
 
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【了】



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