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ドジャース・ロバーツ監督、大谷翔平の投手復帰時期を語る。「オールスターの後に投球するのは間違いない」

2025/06/02

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ドジャース・大谷翔平

大谷翔平 最新情報

 ABEMAによるデーブ・ロバーツ監督への独占インタビュー企画『おはようロバーツ』が、2025年6月2日(月)朝8時より放送された。番組では、ロバーツ監督が大谷翔平選手の6月の打撃成績を予想し、投手復帰時期についても言及した。

 
 毎年6月に好調を見せることから「ミスター・ジューン」の異名を持つ大谷翔平選手だが、今季は5月から打撃が絶好調で、両リーグ最速で20号ホームランに到達。6月のさらなる活躍に期待が高まっている。
 
 ロバーツ監督は大谷選手を「彼はいま、本当にいい野球をしているからね」と絶賛。「彼の打率が上がり、長打やホームランが増えているのは、より良い球を選んで打っているから。投手が勝負を避けてストライクを投げてこない時に四球を選び、ストライクしか振らないように自制できれば、打率.330も狙える」と太鼓判を押した。
 

 
 さらに、“ホームラン量産体制”に入った大谷選手の”6月の本塁打数”については、「ホームランを左中間、右中間に打っている。どんな球でも対応できていて素晴らしい。おそらく…、6月は7から10本は打つだろうね」と予測した。
 
 また、ロバーツ監督は大谷選手の投手としての復帰時期にも言及。「試合形式の練習では、翔平なら『制球力が課題』と言ったかもしれません。ですが、私の目で見る限り制球力は良い。ただ、投球量を増やす必要がある」と練習内容を評価した。その上で、投手復帰時期は「翔平はオールスターの後に投球するのは間違いない」と断言した。
 
 一方で、ロバーツ監督は「翔平が『投げたい』と思って準備をしていることは分かっているよ。我々も投げて欲しい。そして、世界中のファンが翔平の投球を見たいというのも分かる。ただ、我々はとても慎重にならないといけません」と真剣な表情を見せた。
 
 その理由として「チームの調子がとても良いので、翔平の打撃を危険に晒すことはできない」と強調。これは、「彼は打者としても、チームにとって貴重な存在で素晴らしい選手。彼の打撃がケガで損なわれるのであれば、チームにとっても大打撃。だから、全員が細心の注意を払い、時間をかけて完璧な復帰のタイミングを確かめている」という意図があることを明かした。
 
同番組の視聴はこちらから

 
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【了】



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