ドジャース、山本由伸は日本人初のサイ・ヤング賞に輝ける…?白熱するサイ・ヤング賞争いを徹底解析!【コラム】
2025/05/23
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ドジャースが迎える“重要な課題”は…
最後に両リーグの隠れサイ・ヤング候補を挙げる。ナショナル・リーグはアトランタ・ブレーブスのスペンサー・シュワレンバックだ。シュワレンバックはフラットなフォーシームを含む4球種を操り、優れた制球力も備えている。
今季は61.1回で防御率3.52とまずまずだが、昨季123.2回、防御率3.35、今季序盤に16イニング連続無失点を記録するなどブレイクの兆しを見せている。
アメリカン・リーグからはテキサス・レンジャースのジェイコブ・デグロムを挙げたい。2度目のトミージョン手術から復帰したデグロムは、防御率2.29、xERA2.83、K%26.6をマーク。
平均球速97マイル(約157キロ)のフォーシームと89.3マイル(約143キロ)のスライダー、リーグトップの制球力(Location+116)を誇り、Pitching+126はリーグ最高レベルだ。健康面さえ保てればサイ・ヤング賞獲得も十分可能だろう。
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