ドジャースは今年も好調!?2025年ドジャース打線のキーマン、今後の課題とは…?【コラム】
2025/05/16 NEW
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今季も例年通り、リーグトップレベルのパフォーマンスを見せているロサンゼルス・ドジャース打線。5月16日現在はテオスカー・ヘルナンデス、トミー・エドマンらが故障離脱をしているが、それでもなお打線の破壊力は健在だ。そこで今回はドジャース打線の状態、優勝へ向けてキーマンとなる存在を取り上げたい。(文:Eli)
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ドジャース打線の状態
5/10時点でのドジャース打線の主なスタッツとMLB内順位()は以下のようになる。
得点数 220(2)
打率 .262(1)
出塁率 .338(3)
長打率 .466(2)
wRC+ 125(2)
HR 62(2)
BB% 9.7 (6)
K% 22.4 (17)
東京シリーズの時点ではムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン(一時故障者リスト入り)が抜けるなど心配されたが、アメリカに戻ってからは順調に軌道に乗せていき、三振率以外のスタッツでリーグトップクラスを維持している。
先頭を走るのがフリーマン、大谷翔平のMVP2人だ。今年36歳を迎えるフリーマンだが、衰えるどころか去年より輝きを増しており、アーロン・ジャッジに次ぐ打率.366、wRC+210を記録している。ラッキーと言うわけではなく、しっかりヒット性、長打性の当たりを放っているところも好材料だ。
大谷はシーズン序盤に打球角度をつけられなくなってしまい、ホームラン生産がストップしたが、5月に入ると打球角度も上昇していき”いつもの”大谷に戻った。
4月のOPSは.917と大谷比では若干落ち気味だったが、5月は94打席でOPS1.260と復調し、5/15までに6本のホームランを放つなど量産体制に入った。
もう一人のMVPであるベッツだが、東京シリーズ前に感染した胃腸炎の影響で体重が減少、その影響でバットスピードが悪化したが、これを取り戻そうとするうえでフォームを崩し、4月は低調に終わった。
現在では調子を取り戻しているようで、OPSを7割台にひとまず乗せている。今後の活躍に期待だ。