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大谷翔平のFA争奪戦、ぜいたく税が少ない方が有利? 米紙「パドレスが高額入札者になるかもしれない」【海外の反応】

2023/02/03

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大谷翔平最新情報

 大谷翔平選手はロサンゼルス・エンゼルスと契約延長しない限り2023年オフにフリーエージェント(FA)になる。激しい争奪戦が予想されるが、最有力候補のニューヨーク・メッツやロサンゼルス・ドジャースではなく、サンディエゴ・パドレスが勝者になるかもしれない。米紙『ニューヨーク・ポスト』が報じている。

 

 
 2021シーズンに46本塁打を放ってア・リーグMVPに輝いた大谷。昨季は投手として15勝9敗、防御率2.33、219奪三振をマークし、打者としては34本塁打、打率.273、OPS.875(出塁率.356 + 長打率.519)を記録する活躍を見せた。
 

 
 二刀流として選手二人分の実力を発揮しているだけに、史上初の5億ドル(約642億4000万円)プレイヤーになるとの予想もある。問題は高額な年俸だけでなく、球団によっては破格のぜいたく税も契約を妨げる障害になるだろう。
 
 2022年のぜいたく税基準の総年俸トップはメッツで、2位はドジャースだ。例えば大谷の年俸が5000万ドル(約65億円)と考えた場合、メッツはぜいたく税も考慮すると総額1億500万ドル(約136億7000万円)も必要になると言われている。そのため、同紙は「税率がそれほど高くないパドレスが、高額入札者になるかもしれない」と報じている。