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大谷翔平、“二刀流”の大活躍でまたも連敗ストップ! 6回12K1失点で9勝目&決勝打、米記者は断言「必ずMVPを受賞することになる」【海外の反応】

2022/07/14

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大谷翔平 最新情報(最新ニュース)

 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手は13日(日本時間14日)、本拠地で行われたヒューストン・アストロズ戦に「1番・投手」で投打二刀流出場。投げては6回12奪三振1失点で今季9勝目、打っては2点適時三塁打を含むマルチ安打を記録。投打に渡る大活躍でチームを勝利に導いた。

 

 

 投手・大谷は初回、先頭を四球で歩かせるも、後続から連続三振を奪うなど上々の立ち上がり。2回は三者凡退で片付け、31回連続自責点ゼロの球団新記録を樹立した。
 
 するとエンゼルスは、2回に先制に成功。なおも2死一、二塁の場面で大谷の第2打席を迎えた。カウント1-1からの3球目、アストロズ先発クリスチャン・ハビアー投手の95.5マイル(約154キロ)のフォーシームを弾き返すと、打球はライト線を破る2点タイムリースリーベース。自らのバットで貴重な追加点を挙げた。
 
 3点リードに変わった3回のマウンドは、1死から初安打を許すも無失点。しかし4回、先頭打者に四球を選ばれると、1死から二盗成功で得点圏へ。打席の5番ユリ・グリエル内野手には広く空いた一、二塁間を破られ、自責点ゼロの連続記録は32イニングでストップ。しかし、後続は変化球で連続三振に打ち取り、最少失点で凌いだ。
 
 勝ち投手の権利がかかった5回、1死から9番マーティン・マルドナード捕手に二塁打を打たれるも、続くホセ・アルトゥーベ内野手から85.4マイル(約137キロ)スライダーで見三振を奪うなど得点は許さず。6回もマウンドに上がると、すべてのアウトを三振で奪う圧巻の投球。計12奪三振の力投を見せた。
 
 この日の投手・大谷は、6回(105球)を投げ、被安打4、与四死球2、奪三振12、失点1の成績で9勝目(4敗)。自身6連勝を飾り、防御率2.38、WHIP0.99となっている。
 
 さらに打撃では、6回1死一塁の第4打席で左安を放ち、チャンスを拡大。ルイス・レンヒーフォ内野手の適時打でホームに生還。一挙4得点の猛攻を演出した。
 
 この日の打者・大谷は、4打数2安打2打点1四球(空三振、右3②、四球、左安、空三振)の成績。打率.258、OPS.841(出塁率.347+長打率.494)となっている。

 またも“リアル二刀流”で大車輪の活躍を見せた大谷。米紙『スポーティング・ニュース』のダニエル・ヤノフスキー記者は自身のTwitterで「大谷翔平が今夜のような活躍を続ければ、今シーズンも100%MVPを受賞することになる。それは避けられないことだ」と綴った。
 
 エンゼルスは、7-1で勝利。連敗を5でストップした。