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鈴木誠也、長打含むマルチ安打&打点で勝利に貢献 4打席で「7球以上」の粘り強さ光る

2022/04/28

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鈴木誠也 最新ニュース(最新情報)

 シカゴ・カブスの鈴木誠也外野手は27日(日本時間28日)、敵地で行われたアトランタ・ブレーブス戦に「2番・右翼」でスタメン出場。5打数2安打1打点の活躍でチームの勝利に大きく貢献した。

 

 
 第1打席は8球粘るも見三振に倒れた鈴木。しかし3回、無死二塁のチャンスで、ブレーブス先発右腕のチャーリー・モートンに対して粘ったフルカウントからの10球目、81.6マイル(約131キロ)のカーブをレフトへ。あわやホームランかという痛烈な当たりは、フェンス直撃の適時二塁打となった。
 
 さらに2死一塁で迎えた4回の第3打席では、2番手右腕ジェシー・チャベスの3球目、90.4マイル(約145キロ)のシンカーをライト方向に運びこの日2本目の安打をマーク。一塁走者のニコ・ホーナーが走塁死となり得点には繋がらなかったものの、3試合ぶりのマルチ安打を記録した。
 
 先頭打者として迎えた7回の第4打席では、3番手A.Jミンターに対し、ここでもフルカウントまで持ち込んだが、8球目で右飛に打ち取られた。9回も一飛に倒れたが、7球の粘りを見せた。

 この日の鈴木は、5打数2安打1打点(見三振、左2、右安、右飛、一飛)の成績で、シーズン打率.333、OPS1.090(出塁率.458+長打率.632)としている。この日は5打席で計36球を投じさせる粘り強い打席内容が光った。
 
 チームは3-1でリードしていた8回につかまり同点に追いつかれたが、延長10回に3得点を挙げて再び突き放し、6-3で勝利。連敗を2で止めた。ブレーブスとの3連戦は、ここまで1勝1敗としている。