「超高校級」の名の下に…プロ野球界のスターとなった横浜高校出身の選手6人。最高峰の舞台で輝いた選手たち
2025/08/19 NEW
産経新聞社
鈴木尚典

・投打:右投左打
・身長/体重:186cm/88kg
・生年月日:1972年4月10日
・経歴:横浜高
・ドラフト:1990年ドラフト4位
首位打者の獲得実績がある鈴木尚典は、横浜高でも一線級の活躍を見せていた。
横浜高では突出した打撃技術を武器に、高校通算で39本塁打をマーク。高校2年夏には甲子園を経験した。
その後、横浜大洋ホエールズ(現:DeNA)から4位指名を受け、プロの世界へと飛び込んだ。ただ、プロ入り後は一軍での出場機会を得られない時期が続いた。
1996年に初めて規定打席に到達し、111試合の出場で打率.299をマークした。この1年が成長につながり、翌1997年には125試合の出場で打率.335を記録。同年の首位打者に輝いた。
続く1998年も打率.337と、2年連続で首位打者の座に座った鈴木。日本シリーズでMVPを獲得するなど、横浜の一時代を築き上げ、横浜一筋で18年間プレーを続けた。