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夏の甲子園で輝いた…プロ入りしなかった天才選手6人。高校野球のスターとなったプレーヤーたち

2023/08/14

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産経新聞社



(左から)中京大中京時代の上野翔太郎、常葉菊川時代の町田友潤、駒大苫小牧時代の松橋拓也

高校野球 夏の甲子園 最新情報

 プロ野球で活躍する選手の中には、甲子園大会で鮮烈な印象を残し、高校時代の輝きをそのまま放ち続ける選手がいる。一方で、聖地で見事な活躍を見せながらもプロには進まなかった選手も少なくない。そこで今回は、プロ入りはしなかったが夏の甲子園で輝いた天才6人を紹介する。

 

 

町田友潤

出身校:常葉菊川(静岡)
投打:右投右打
生年月日:1990年6月21日
 
 「甲子園史上最高の二塁手」として、守備で見る者を魅了した町田友潤。高校野球ファンであれば知らない人はいないと言っていいほど、鮮烈な印象を残した一人だ。
 
 町田は甲子園でファインプレーを連発したが、もともと守備が苦手で、打撃に優れていた選手だった。
 

 
 常葉菊川で1年生の夏からベンチ入りを果たし、その後はレギュラーに定着したものの守備でエラーを連発。危機感を抱いた町田は冬場に特訓を重ね、守備面を磨いていたのだ。
 
 そして迎えた高校最後の夏、智弁和歌山(和歌山)戦や浦添商業(沖縄)戦で、まさにチームを救う守備を見せた町田。最後は大阪桐蔭(大阪)相手に大敗したものの、チームは2008年の夏の甲子園で準優勝を果たした。
 
 町田は早稲田大学に進学したが1年で中退。その後は社会人野球の強豪・ヤマハで野球を続け、故障もあって2013年限りで現役を引退した。

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