「超高校級」の名の下に…プロ野球界のスターとなった横浜高校出身の選手6人。最高峰の舞台で輝いた選手たち
2025/08/19 NEW
産経新聞社

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プロ野球で活躍する選手の中には、「強豪校」と呼ばれる学校で高校3年間を過ごした選手もいる。当時から「超高校級」と評価され、一目置かれる存在だった選手は、プロの世界に入っても自らの実力を思う存分発揮した。今回は、プロ野球の世界で大活躍した、横浜高校出身の選手を紹介する。(今季成績は8月17日終了時点)
松坂大輔
・投打:右投右打
・身長/体重:182cm/92kg
・生年月日:1980年9月13日
・経歴:横浜高
・ドラフト:1998年ドラフト1位
まさに「甲子園のスター」として一世を風靡したのが、プロでも大活躍した松坂大輔である。
横浜高のエースナンバーを背負い、高校3年の選抜大会で優勝。後にプロ入りした後藤武敏(元・西武など)、小池正晃(元・横浜など)らとともに、最強世代と呼ばれていた。
迎えた高校最後の夏、PL学園を相手に延長17回、250球を投げ抜く伝説的な投球を見せた松坂。さらに決勝戦でノーヒットノーランを達成し、春夏連覇の偉業を成し遂げた。
その後、3球団からドラフト1位指名を受け、西武ライオンズ(現:埼玉西武)に入団した。
ルーキーイヤーから別格の投球を披露し、25試合の登板で16勝5敗、防御率2.60を記録。同年に新人王を獲得すると、2001年には沢村賞を受賞。押しも押されもせぬ球界のエースとなった。
以降は日本代表、さらにはメジャーリーグでプレーし、日米通算170勝を挙げた。晩年は故障に悩まされることも多かったが、それでも最後まで腕を振り続けた。