高校野球の”超強豪校”だが…プロ野球の世界で苦しんだ横浜高校出身の選手6人。プロの壁に阻まれた選手たち
2025/08/19 NEW
産経新聞社
田原啓吾
・投打:左投左打
・身長/体重:182cm/86kg
・生年月日:1994年6月12日
・経歴:横浜高
・ドラフト:2012年育成ドラフト1位(巨人)
野手・投手の両面で奮闘した田原啓吾も、横浜高からプロ入りした選手だ。
横浜高では2年夏、智辯学園高との試合に救援投手として登板。チームは逆転負けを喫したものの、近藤健介(現・ソフトバンク)とのバッテリーで甲子園のマウンドを経験した。
高校3年夏は甲子園にたどり着けず、プロ志望届を提出した田原。2012年のドラフト会議で育成1位で読売ジャイアンツから指名を受け、プロ野球選手の仲間入りを果たした。
支配下を目指して奮闘した田原だが、思うような成績が残せず。プロ4年目にはファームで15試合に登板し防御率1.82と十分な数字を残したが、非情な戦力外通告を受けた。
最後の望みをかけ、同年の12球団合同トライアウトを受験。しかし、吉報が届くことはなく、4年間のプロ生活をもってユニフォームを脱いだ。
【了】