高校野球の”超強豪校”だが…プロ野球の世界で苦しんだ横浜高校出身の選手6人。プロの壁に阻まれた選手たち
2025/08/19 NEW
産経新聞社
土屋健二
・投打:左投左打
・身長/体重:181cm/86kg
・生年月日:1990年10月4日
・経歴:横浜高
・ドラフト:2008年ドラフト4位(日本ハム)
2008年の甲子園で横浜高のエースピッチャーとして活躍したのが、後にプロ入りした土屋健二だ。
横浜高では3年春、選抜大会に出場するも初戦敗退。その悔しさを晴らすべく、3年夏も甲子園に帰ってきた土屋。浦和学院高や広陵高など、強豪校相手に堂々としたピッチングを見せ、チームも勝ち上がっていった。
準決勝の大阪桐蔭高戦で敗れたが、プロ志望届を提出し、北海道日本ハムファイターズに入団。プロ2年目で一軍初登板を果たすも、3試合登板で防御率16.88と高い壁に跳ね返された。
結果的に日本ハムでプロ初勝利をマークできず、2012年にトレードで横浜DeNAベイスターズに移籍。2013年、プロ初勝利を含む2勝を記録した。
しかし、防御率6.52と高い数字に終わり、一軍定着には程遠い状況に。翌年も7試合の登板にとどまるなど、主力と言える存在になれず、2015年に現役引退を発表した。