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高校野球の”超強豪校”だが…プロ野球の世界で苦しんだ横浜高校出身の選手6人。プロの壁に阻まれた選手たち

2025/08/19 NEW

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産経新聞社



佐藤賢治

日本ハム・佐藤賢治
・投打:右投左打
・身長/体重:181cm/87kg
・生年月日:1988年8月26日
・経歴:横浜高
・ドラフト:2006年高校生ドラフト2巡目(ロッテ)
 
 プロ入り後は2球団でプレーした佐藤賢治。ブレイクの兆しを見せた時期もあったが、長く続かなかった。
 
 横浜高では2006年に選抜大会で優勝し、福田永将(元・中日)などと同学年だった佐藤。高校最後の夏は甲子園の初戦で敗れ、2006年ドラフト2巡目で千葉ロッテマリーンズに入団した。
 

 
 ロッテ時代は一軍でプレーする機会がなく、2010年のシーズン途中に北海道日本ハムファイターズにトレード移籍。移籍初年度にプロ初ヒットを記録するも、打率.111に沈んだ。
 
 それでも2013年、プロ初となる2本塁打に加え、38試合の出場で打率.242をマーク。2014年には44試合に出場し3本塁打を放ったように、長打力を光らせる場面もあった。
 
 しかし、2015年は成績が振るわず、同年10月に戦力外通告。12球団合同トライアウトを受けるも、NPBとの契約は実現せず、9年間のプロ生活に別れを告げた。

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