高校野球の”超強豪校”だが…プロ野球の世界で苦しんだ横浜高校出身の選手6人。プロの壁に阻まれた選手たち
2025/08/19 NEW
産経新聞社
幕田賢治
・投打:右投右打
・身長/体重:185cm/85kg
・生年月日:1978年5月5日
・経歴:横浜高
・ドラフト:1996年ドラフト3位(中日)
錚々たるメンバーとともにプレーした幕田賢治も、プロの世界では花開かなかった1人である。
横浜高では阿部真宏(元・近鉄など)とクリーンアップを形成。力強いバッティングを武器に、チームに貢献し続けていた。
また、高校3年時には松坂大輔(元・西武など)や後藤武敏(元・西武など)らが2つ下にいるチーム構成だった。
1996年夏は甲子園に出場し、初戦の北嵯峨高相手に勝利。しかし、続く福井商高の試合で敗れ、幕田の夏は終わった。その後、1996年ドラフトで中日ドラゴンズから3位指名を受けた。
入団1年目から一軍の試合を経験した幕田だが、1998〜2000年は一軍出場なし。プロの壁に苦しみ続けたが、2002年にプロ初ヒットを記録した。
2004年こそ自己最多の19試合に出場するも、レギュラー定着には至らず。2005年に戦力外通告を受け、同年限りでユニフォームを脱いだ。